相続税の計算方法

税金というものは、ものによっては特に複雑そうに見えるものも中にはあります。

特に相続税が複雑だというイメージを持たれるのは、やはり人数も多くなるとそれだけ式が複雑になるからですね。

式というものは、いわゆる数式のことですが誤解してはならないのは掛け算や割り算レベルのものしか使わないという部分です。
掛け算や割り算なら誰にでもわかりますから安心ですよね。

基本的には相続に関するルールを見てもらえば分かるかと思います。

まず基本的な部分です、例えばあなたがある家庭の長男で4人兄弟だったとします。
その仮のお父さまが病気で亡くなられた場合、その遺産は配偶者(あなたのお母さま)とあなた方兄弟で分けることになります。
残された遺産の価値は、さまざまなものをトータルして1億8500万円だったとしますね。
よくあるパターンは、配偶者がその半分でそのお子さん兄弟でその半分を分ける、と言った具合ですね。

これは正確にそう決まっているわけでは無く、たとえば亡くなられたお父様が生前あらかじめ割合を決めていたり遺書にあったりすればその通りの取り分けになります。

それが無ければそういったシンプルな分け方になるということなのでしょうか?
実は他にも重要な意味があって、計算方法にこの分け方は使われるのです。

まず相続税で重要となるのは「仮とした遺産の総額」です。

もしあなた方の家庭がこと細やかに、相続の取り分けを決めてあったとしても仮の総額は「配偶者の取り分け」は総額の半分の考え方で行われます。

配偶者…1億8000万円÷2=9000万円

9000万円×0.3-700万円=2000万円

子ども(一人分)…1億8000万円÷2÷4=2250万円

2250万円×0.15-200万円=137.5万円

このように、それぞれの額の範囲ごとに税額や控除額が決まっているのでこれを計算しそれぞれの相続税を出します。

もし実際にシンプルにこの「配偶者半分・子その半分を等分」の原則で行き、なおかつ相続税がかかる場合に当てはまればこの通りの額になるでしょう。